月別アーカイブ

■ 近頃のこと

2018/09/15

神武天皇の金の鳶(とび)

私がコレクションする神武天皇の人形は、戦後間もなく六世大木平蔵が、十二世面庄の頭を使って制作したものです。背丈が二尺以上という大きな五月人形なのですが、これが丸平さんで作られた最後の神武天皇
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2018/08/15

童子の面を作る

このところ、能面のミニチュアを彫っていました。菊慈童を演じている、若い能役者の人形が付ける面(おもて)なのですが、尺二寸(額まで36㎝)という人形の面ですから、4×4.5㎝程の小さなものです
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2018/08/06

唐団扇に猛暑あれこれ

連日の猛暑には、ひたすら閉口するばかりです。私の仕事場は、天井がそれほど高くないせいなのか、居間などに比べて2℃ほど気温が高いのです。それでも京都などに比べたら3、4℃程も低いのですし、どう
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2018/07/23

清しといねつ 弛みたれども

テレビなどで熱中症の話題に事欠かない昨今ですが、それと認識もないまま、16歳当時の私も熱中症に倒れたのです。後輩の試合を監督代わりに行った炎天下から戻る際、激しい頭痛と吹き上げる嘔吐のために
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2018/06/18

ザクロの花と伯母のこと

ふと気づけば、今月は伯母が亡くなった月なのです。もう34年が過ぎました。 伯母は16歳も離れた父の姉ですが、大正初期に末っ子の父が生まれて間もなく、父の父親が三十代で亡くなり、伯母が母親代わ
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2018/06/09

リンの病気と屏風絵の完成

リンが喉の炎症のために、何も食べなくなってしまったのです。血液検査では内臓などに異常が見られないので、とにかく呑み込めるようになりさえすればと、ステロイドの注射などを6日間続けても快方に向か
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2018/05/22

幻の屏風を描き始める

2017/10/6の『近頃のこと』で、『幻の屏風』という記事を書いているのですが、いよいよその屏風を描き始めました。描き始めたといったところで、有職造花の手が空いて手持ち無沙汰になったのがそ
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2018/05/10

梅花藻(ばいかも)を作る

清流の水面を覆うように繁って白い花を咲かせる梅花藻のことは、見学に行ってこられた方からの感嘆を載せた便りで知っていたのですが、私自身は一度も見たことがないのです。梅花藻を平薬に出来ないかとの
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2018/04/27

猫と白百合と青柿と

仕事場をすっかり整理したら、快適で制作の手が止まりません。何しろ制作の邪魔をするのは、リン(猫)だけですから。リンとは日がな一日一緒にいるのですが、私が座る椅子を横取りしたがるのです。それで
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2018/04/22

能舞台の松を描く

子供仕立ての三番叟人形の後ろに、松を描いた桐板を置いて、能舞台のように飾りたいとの依頼がありました。鏡板というのだそうですが、私も随分前に人形の能舞台を作ったことがあり、その時は焼失した江戸
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2018/04/19

花水木を作る

リン(猫)を玄関先でブラシをした後、必ず肩まで抱え上げて、高い位置から庭を眺めさせるのですが、それで私も、季節の変化を庭の様子から告げられたりしているのです。先日風の強い日に、そうやってリン
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2018/03/24

渓谷に猿はホトトギスを仰ぐ

何気なく、手近にあった骨董のカタログをはぐっていたら、江戸後期にとりわけ猿の名手として名高かったという森徂仙(1747~1821)という画家の掛け軸が出てきて、そのモチーフにとても興味を惹か
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2018/03/07

オリジナルの『行の薬玉』

殊更華やかな有職造花のみならず、その土台となる六角板や籐の環もが真紅の絹で包まれる『行(ぎょう)の薬玉』ですが、何故六角形なのかとか、どんな時どんな場所にどんな目的で掛けられた薬玉なのかとの
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2018/02/09

水仙の平薬を作る

水仙というと、裏山を越えて降りた斜面の道端に咲いた、明るい黄色の八重の花が真っ先に浮かぶのです。小学生の頃の話なのですが、その裏山は季節を問わず格好の遊び場でした。もちろんどの家もが山を所有
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