月別アーカイブ

■ 近頃のこと

2018/03/24

渓谷に猿はホトトギスを仰ぐ

何気なく、手近にあった骨董のカタログをはぐっていたら、江戸後期にとりわけ猿の名手として名高かったという森徂仙(1747~1821)という画家の掛け軸が出てきて、そのモチーフにとても興味を惹か
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2018/03/07

オリジナルの『行の薬玉』

殊更華やかな有職造花のみならず、その土台となる六角板や籐の環もが真紅の絹で包まれる『行(ぎょう)の薬玉』ですが、何故六角形なのかとか、どんな時どんな場所にどんな目的で掛けられた薬玉なのかとの
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2018/02/09

水仙の平薬を作る

水仙というと、裏山を越えて降りた斜面の道端に咲いた、明るい黄色の八重の花が真っ先に浮かぶのです。小学生の頃の話なのですが、その裏山は季節を問わず格好の遊び場でした。もちろんどの家もが山を所有
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2018/02/03

成田山境内下田商店の『宝船』

正月となると、成田山境内に組まれた際物屋の屋台に、酉の市の熊手とも違った大きな縁起飾りが何とも賑やかに吊されるのです。遙かな昔となった小学校低学年の頃には既に、私はその縁起飾りにすっかり目を
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2018/01/31

行の薬玉を作る

以前から私は、有職造花の中で最も華やかなのは『行の薬玉』ではないかと思っているのです。それ故に下品さや通俗さと紙一重でもあるでしょうし、制作する者のセンスが最も問われてしまう有職造花でもある
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2017/12/25

ヤフオクで箏を落とす

落札することは滅多にないものの、年中覗いてはいるヤフーオークションに、丸平コレクションの尺三寸楽人にぴったりなサイズの琴が出たのです。私は雛道具の琴に殆ど興味がなかったのですが、その理由は何
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2017/12/24

桐の平薬を作る

以前、お気に入りの図鑑にあったアオバズク(梟)があまりに可愛らしかったので木彫り彩色し、それでサクランボの平薬を作ったのですが、どうにも気に入らずに結局解体してしまい、アオバズクだけが残され
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2017/12/04

猿を作る

猿というのは、好きな者と嫌いな者が二分されるようですが、面白いのはその理由が同じだということでしょう。片や仕草や行動が人間と同じようだから笑える。片や、人間と同じようだから笑えない。そこに人
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2017/11/29

雛のおすべらかし

雛人形の女雛には、当たり前のように『おすべらかし(御垂髪)』という髪型が結われています。その髪型は、現在の皇室でも即位の礼とか十二単を着用する際の髪型なのですが、そもそも江戸後期に始まった髪
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2017/11/27

鹿を作る

リスを彫って以来、動物を木彫り彩色するのが面白くなってしまったのです。その楽しさというのは、そもそも今春十二支の面を作った時に知ったのでしたが、羊や馬、そして牛と作り続けるうちに、自分は動物
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2017/11/10

ウサギを作る

動物の木彫り彩色をする時、いつも参考にしながら惚れ惚れと眺めてしまう図鑑にある白うさぎも野うさぎも、それはそれは可愛らしく描かれているのです。先日、その図鑑の図によって初めてリスを木彫り彩色
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2017/10/28

リスを作る

どうにも気に入らずに青葉を引き抜いてしまったアオバズクとサクランボの平薬でしたが、せっかくフクロウを木彫り彩色したのだし、木組みも悪くないのだからと、別の花や野草などで何とか再生出来ないもの
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2017/10/21

瓶子の口花

私の丸平雛コレクションの二番親王立像は、女雛ですら足元から額まで60cmもある殆ど最大級のものです。雛飾りでは、男雛と女雛の間に三宝に載せた瓶子(へいし)を置くのが常なのですが、何しろ大きさ
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2017/10/10

出遅れたカマキリ

毎年今頃になると、まだ卵が産めるまでになれないまま、季節に取り残されてしまったようなカマキリが、日だまりの壁にポツンといるのを見つけるのです。まだ蝉が鳴いていたりするのですから、今頃ならば卵
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2017/10/06

幻の屏風

絵を描くことが苦痛で、そればかりはひたすら苦手意識から逃れられなかったのです。しかし、手助けで描いて来た檜扇や絵元結、櫛をはじめ、野鳥の彩色やらの積み重ねが功を奏したというのか、今春熱心な要
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