■ 近頃のこと
2014/04/21
世紀の人形頭師だった12世面庄の頭(かしら)といったら、頭だけの時には本当になんて事無いように見えるものなのです。それが、髪を着け、衣装を着けるという一行程ごとにどんどん美しく変身してゆくの
2014/04/18
丸平コレクションのホームページ制作に掛かっていて、有職造花の制作には未だに腰が上がりません。庭の木蓮が咲き、若い葉の出た独特に曲がる枝振りに見とれていたり、遠目に見る咲き始めて花もまばらな八
2014/04/08
昨秋だったか若い友人から、チェコの友達の結婚式に呼ばれて参加する事になったので、是非有職造花をお祝いに持って行きたいと依頼があったのです。渡したのは、御簾の手前に咲き誇る直径20cmの桜の平
2014/04/07
突然良くあることなのですが、すっかり有職造花の制作が途切れてから三ヶ月が過ぎてしまいました。ホームページのリニューアルを依頼して手間取っていたりしたけれど、ともかく完成に漕ぎ着けられたのだし
2014/02/25
このHPがアップされる頃にはもう雛祭も済んでしまっているでしょうが、雛人形の手足を作るのも僕の仕事の一つなのです。僕の手足は、針金を差し込んで胡粉塗りして作るものではなく、小指の一本まで木彫
2014/02/25
平薬の復元を数ヶ月続けてきて一段落した時、次は長いことお客さまを待たせている桜立木の制作を...と早速始めようとしたのですが、この寒さの事で裏打ち作業が上手く出来なかったり、まごまごしている
2014/02/25
木彫り彩色の鳥が付いた平薬の復元はあまりにも面白く、その延長で『霜夜の月』『凍日』『蝋梅』『初菫』という冬の平薬まで、四つも出来てしまったのでした。中でも、極寒の平薬として枯れた蓮と百舌鳥を