月別アーカイブ

■ 近頃のこと

2014/08/12

辿り着いた八月の平薬復元

昨年から手掛けていた『書院懸物図』の復元ですが、どうやったら作れるのか、まるで制作のメドが立たない女郎花を題材にした七月の平薬以外、一つだけ後回しにしたままだったのが八月の平薬(萩に雁)なの
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2014/07/28

切子燈籠つれづれ

切子(キリコ)と呼ばれる盆燈籠が、実は御所の掛け物に発していたと教えられた時には随分と驚いたのです。だからこそ『有職造花の技法を心得た貴方にこそ、切子燈籠を作り置く任務がある』などと言われれ
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2014/07/25

桜の立ち木

ずっと桜立ち木を作っていたのです。図らずも別の用途で撮った画像に、大まかな制作の順序が残されましたので紹介してみます。最初の図には、型抜きされた桜の花と、鏝当てした花、そして萼が施されて並べ
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2014/06/20

偶然任せの偶然頼り

草の中に咲く昼顔を、直径20cmの桐板に作ったのですが、もっと草むらに埋もれるように咲く野の花の光景を作りたかったのです。葉の交差が一つの見せ場でしょうけれど、先ず必要なだけの雑草を単体とし
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2014/06/11

琳派の向日葵(ひまわり)

酒井抱一は江戸琳派の最高峰ですが、抱一の描く絵はそのまま有職造花の図案として使えるものが多いのです。琳派そのものが、様式の上に洗練された装飾美を見せる世界なのですから、それも当たり前と言うべ
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2014/06/06

蓮を作る

合歓の花が出来てから、次は草むらに咲く昼顔をと考えていたものの、猫じゃらしにする毛虫のような種子の部分が、考えていた方法では上手く出来ないのです。通常はモールを使ったりするのでしょうが、創作
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2014/06/03

合歓(ねむ)の花

近頃の私は、季節季節の瞬間に触発されて制作しているのです。そうした触発によって、自然に突き動かされて出来たような有職造花こそが、どんなに下手くそであろうと、自分の本領には違いないと思っていま
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2014/05/29

黄菖蒲と吹き流し

小学校の通学途中に咲いた黄菖蒲は、小さな用水池の水際にあったのです。鮮やかな黄色は場違いなほどで、どの花の黄色にも属さないような独特の質感に見えました。花自体が、通俗と稀少の境目をぎりぎり綱
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2014/05/26

四ヶ月ぶりの平薬

『遅春』という題名で、葉桜の根元の様を平薬に作るつもりが、すっかり化けてしまいました。最初には確かに完成イメージがあっても、パーツを作って直径一尺の輪に構成してゆく内に、この方が面白いという
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2014/05/21

ヒメジョオンとタンポポ

まごまごしているうち、六月も目前になってしまいました。季節はすっかり初夏に変わろうとしています。今少し前の季節といったら、山々に生い茂る新緑はそれだけでも美しく瑞々しいのに、それが雨に濡れて
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2014/05/16

小道具雑話

私の『丸平コレクション(https://maruhei.oki-suju.com/)』にある、御引直衣立像の女雛に持たせる菖蒲を作ってみました。 先代六世大木平蔵の制作によるこの立像は、装束
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2014/05/14

葉桜の根元

有職造花の創作から遠ざかる時、それでも日常に自然を目にしながら、あの花はどう付いて居るんだろうとか、この草むらを有職造花で再現するならどんな色に染めたらいいんだろうとか、常に考え続けています
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2014/05/12

牙彫師安藤禄山

明治期に超絶技巧を誇った工芸作品群は、どれもこれも想像を絶する手間や下積みの集積から成された職人技の権化というべきものでしょう。もちろん商品には違いないのですが、職人とはいいながらそのデッサ
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2014/05/08

テレビ朝日で薬玉デビュー?

テレビ朝日の早朝番組『グッド!モーニング』という番組から突然メールが入り、五月二日だったかに端 午の節句について「今でしょ!」の予備校講師が解説するのだけれど、そこで薬玉にも触れるため、是非
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2014/04/21

面庄頭の不思議

世紀の人形頭師だった12世面庄の頭(かしら)といったら、頭だけの時には本当になんて事無いように見えるものなのです。それが、髪を着け、衣装を着けるという一行程ごとにどんどん美しく変身してゆくの
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